世界一周したと言っても一個のヒョウタンがぐるっと漫遊した訳ではない。人類がアフリカから世界中へ移動を始めたとき携行する水入れとしてヒョウタンが手近にあり便利だったから水を入れる容器として使われ、行く先々で交配され種々の形のヒョウタンが出来た、丸木舟などで海洋へ進出した民族は何れも形は違うがヒョウタンを水入れとして持って行ったそうだ。現在各地で栽培されているヒョウタンとタネを見れば何処から来たかほぼ見当がつくそうだ。つい最近ヒョウタンについて書かれた本を読むまでヒョウタンは日本特産で外国にはない植物だと思っていたが、とんでもない思い違いで世界中で種々の容器や楽器、男子のパンツにまで用いられているとは知らなかった。
穭田は心優しさ鱗も光り 枯沼
5 件のコメント:
興味ある話です。
本の名前を教えていただけませんか?
あべちゃん さま
岩波新書1564
湯浅浩史 著 ヒョウタン文化誌 人類と共に一万年 です。
中南米ラテンの楽器やアフリカの民族楽器で使われていますね。
世界のひょうたん文化とは、面白そうです。
あれがですか?そういわれれば、それしか身に着けてないからパンツなんでしょうねぇ。(笑)
征郎 さま
ヒョウタンを利用した楽器は世界中にあるようです。
世界で使われているヒョウタンは日本で薬味を入れてたような胴がくびれたものが少なく
ヒシャクのようなものが多いようです。
ター さま
現在、インドネシアでは禁止されているそうですが、老人は便利だとはいているそうです。
部落によっては観光客が来たときは部落の男女全員が未開時代の服装をして生活し未開を見せるそうです。替えのパンツもあり先端の方は物入れとしてポケットの代わりをするとか。
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