2013年10月6日日曜日

仙厓と禅の世界を観た

白いミズヒキのような植物

海賊と呼ばれた男が生涯をかけて収集した1000点以上あると言われる収集品の中から展示会が開かれた。禅とどう関係があるのか説明しろと言われても困るが仙厓さんが禅の修行した坊さんだったから、その思想が単純な墨絵と書に現れているのであろう。ヨシとアシの間にいる坊さんの絵が よしあし とか小野小町もドクロになれば同じと小町のドクロが描かれていたり、気前よく無料で絵を描くから町の人々が頼みに来るので隠れていると紙を置いてゆく、それが溜まって俺の隠居所は雪隠かと絵描いていた。ユーモアのある絵や書は仏を信じるのは難しい事ではない日常の中にあると言っているようだ。心にしみる言葉が達筆で書かれていた。

風寒く香る木犀路地の奥    枯沼

2 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

こういう絵は理屈抜きで面白いですね。海賊と呼ばれた男、電子本でよもうかどうか迷い中なり。

こんなサイトを見つけましたよ。
http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/sengai/

さんのコメント...

三四郎 様

 九大の資料有難うございます。
 木匙一つ描いてさじ加減が私の大好きな絵です。
 PCの動きが緩慢になり作動がおかしくなり弱りました。