2013年10月21日月曜日

蝸牛



駅から道路を渡り三百段の階段を上がってゆくと太腿が上がらなくなり休み休み、生まれて初めての経験だが内心はがっくり来た。海抜160mくらいで殆ど海抜からだから東京タワーを垂直に登っていくようでキツイはず。遠足の小学生はスイスイ休みもせず、昨日74歳になった同行者も子供の一段と同じ速度だ、何とか上がりきり鳥のいそうな森の方向へ行く。
種々の木が高く伸び赤い実が付いたエゴ、黒いヤブミョウガ、カシ、シイなどの実が見られモズが高鳴きしている日の余り当たらない小道に出た。これは野鳥が見られると期待したが気がつくと風が強く小鳥は飛べない。ヒヨドリ、モズで我慢し下を見ると蝸牛がいるよと教えられてみるとエスカルゴみたいな奴がいた。
ところで寒くなると蝸牛はどのように暮らしているのだろうか、殻から出て地面に潜る事はないだろうけれども。


鵜が群れる岸の高木で百舌鳥啼いて   枯沼

2 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

300段の階段をすいすい・・・今の僕にはとてもとても。山寺へ行ったのは3年前でしたが、あの時は1000を超える階段がありました。自信はなかったのですが、あの時は案外簡単に登れたのに。3年の月日は僕から体力、精神力を奪い去ってしまいました。下手をするとジパングが無駄になってしまいそうな気がします。

征郎 さんのコメント...

300段はきつくて当然でしょう。歩き出してすぐなら元気でしょうけれど、登りを暫くやってから階段上るのはきついですよ。