2013年8月4日日曜日

蘆花恒春園



マクロレンズを買ったのでテストに芦花公園なら種々の植物や昆虫がいるだろうと出かけた。熱中症予防のためか乗り込むと鳥肌が立つような冷房を効かせたバスで往復したが停留所まで2km位歩くので汗をかいた身体には辛かった。
徳富蘆花が明治40年に敷地を購入し住み始めたころは畑と田圃の中で大変な田舎だったろう、ここで種々の著作をしたのであろうが僕が知る みみずのたわごと に出てくると云う桜の子孫があり竹林やカシやクヌギの林の中に木造茅葺の家屋が残っている。都に寄贈され都立公園として管理され屋敷の雰囲気を残す一部の植栽を除いて広大な敷地は樹木はあるが根本は徹底的に刈り込まれて武蔵野の雰囲気は無かった。周囲も戦後までは畑で麦やサツマイモが植えられていたし冬は空っ風で黄砂を連想する砂塵か霜融けのぬかるみ道路。と云う訳で自然の植物と昆虫は無理な話で花壇の夏の花とそこへ僅かに来るハチと蝶を撮って来た。
       
空蝉が往時と同じ景色して   枯沼

              

2 件のコメント:

征郎 さんのコメント...

60年ほど前、友人の見舞いに蘆花公園に行きました。小さな公園で、何もなかったし、周辺も畑ばかりだった。

さんのコメント...

征郎 様

 その頃でしたら住居を寄贈し多頃ですから整備されていなかったし環八もなし。
 黄塵舞い立つかぬかるんでいた畑でした、僕はサツマイモをご馳走になったし
 高校の級友は農家でして後に公団に農地買収され団地が出来て富豪になったそうですが
 公園へ行く途中に開拓の碑があり過疎の町のようでした。