旭橋午後6時過ぎ |
旅人である僕でさえ盛岡付近の車窓から曇って山容が見えなかったらがっかりする、実は今回がそうで前線が東北地方を通過したばかりで未だ軒先から雫が垂れてくる
ような降り止んだばかりだった。美術館へ行くタクシー空も雲がかかって壁が出来たような風景を見て嘆いた。
二時間以上絵を見て出て来て少し陽光は出ているようで西を見ると山頂の欠片が見えていた、宿につき窓から見たが東側で向かいのビルに夕日が当たり始めた様子がわかった。宿の非常階段へ行き出て来る山を待ったがなかなか出て来ず、旭橋まで行ってみると寫眞のような雲をまとった日暮れた山が見えた何年ぶりの再会だろう嬉しかった。
この山に惹かれるのは日の当たり方、時刻により迫りかかってきたり、やさしかったり、きれいだったり見せ方が異なるからで、富士も好きだが麓からの富士は朝、夕の陽が当たるがこの山は夕日が後ろへ沈む。
盛岡に長く住んだわけでなく旅行者、出張者として滞在した限られた時間しか知らないから勝手な事が言えるのかもしれないが国へ帰った時に見上げられる山がある人は羨ましい。
残雪のすじ美しく岩手山 枯沼
駅の通路のポスターから |
3 件のコメント:
新幹線の車窓から未だか未だかと外を眺め、やがて雪を頂いた南部片富士が見えた瞬間のあの感動、忘れられません。上野駅までふるさとの訛を聴きに行った啄木ならずとも、就職列車で上京した人達なら恐らく涙して眺めたでしょう。本当にいい山ですね。
北上川の向こうに見えたあの写真、HDDの中だぁ!(笑)姫神山の優しい姿もいいですね♪
ター 様
ふるさとの山は、海はいいですね僕はふるさとがないのですから。
三四郎 様
山は何処で見てもよいものですね、信州でも北海道でも北陸も。
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