2013年4月27日土曜日

ゴミはない


東大が開校した頃、西洋人のお雇い先生と多くの標本や模型が輸入され講義に使用された。それらをゴミとして捨てずに博物館として所蔵品を一般公開しそれをテレビで紹介していた。まあよくぞお金をかけて壊さずにきちんと残されていたと思うものだが人体や内蔵、蒸気機関の模型、ガラスの実験器具と中身の入った標本瓶とか眼病の眼球模型、昆虫や動物の標本だ。講義室も一部切り取られて展示されている。
これを展示する事を考えついた先生は古いものは古いがゴミではない使い道が分からないだけだと考えて使い道を見つけたようだ。内田百閒さんがゴミは世に存在しないと言ったと紹介していたが再利用出来ても費用が掛かり過ぎれば出来ないも同じ。
URLを貼りましたから理屈抜きにして趣旨から読んで下さい、場所は東京駅丸の内出口正面の旧東京中央郵便局を改築したJPタワーの中ですから分かりやすいが気持ちの悪いものが嫌いな人は止めたほうが良い。

柏餅街に見かけて節句知り    枯沼

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