2013年1月29日火曜日

急須を知らない高校生がいるとは

マヒワ
今朝電子版の天声人語を読んでいたら家庭で日本茶を入れて飲む家庭が激減しており、茶の入れ方を知らない高校生がおり或る生徒は直接火にかけたとか。僕が三十代のころ開発の人から麦茶を発売したいと相談を持ち掛けられ、僕は原料が安く家庭で煎じて冷やして飲むものだから付加価値が付けられず売れないよと答えた事を思い出した。未だPETボトルが無く缶、紙容器、ガラス瓶が主流の時代だった、缶コーヒーが市場に出始め日本茶がほそぼそ出ていた。それが日本茶を家庭で入れて飲む習慣が無くなるまでになり麦茶も夏にはそこそこ出ている時代になってしまった。簡便が優先され手間のかかる事が嫌われる時代が来るとは思っていなかった、多分このような風潮は日本が最先端ではないのか、オフィスも家庭、旅行でも工業生産されたお茶を飲むとは一服の茶を嗜み心を安んじる風流は無くなってしまったのか無茶苦茶でござりまする。


寒風に鳥囀り春兆し   枯沼

2 件のコメント:

ター さんのコメント...

上手い!
おあとがよろしいようで。(拍手)

さんのコメント...

ター 様

 そんな、古い古いギャクでして。