2012年11月15日木曜日

カラスウリの実


写真のカラスウリは神田上水の遊歩道の対岸の印刷局の運動場の崖から川面に垂れ下がっているカラスウリで非常に艶が良い。場所や季節に寄ってはカラスウリと云えども野鳥の餌となる。
カラスウリは中に種子がありその形が打ち出の小槌に似いている事から好んで熟れた実を割いて取り出し遊んだものだ。今は熟れると誰かが採るのか手の届くところに赤い実は無いので打ち出の小槌をお目にかけられないのが遺憾だ。
聞くところによるとカラスウリは漢方や民間伝承の薬品で根っこから実まで効能があるようだ、以前は秋になるとそこら辺で赤い実がぶらぶらしていたが夏に花は見るが余り実は見かけない、例の草原を残さないようにエンジンカッターで草刈りをしてしまうので熟すまで生えていないのだろう。

風に揺れ耐え残れるや烏瓜   枯沼

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