やっと出会えたマミチャジナイ

やっと撮れたマミチャジナイ

この一週間毎日同じ鳥が来るのを待って暑かったり蚊に刺されたり喉が渇く腹が減るけれど艱難辛苦幾ばくぞ、公園のムクの前に立っていた。立っているのは小学生の時に訓練されているからお手のものだろうと思われる方もおられるだろうがこの年で７時間も立っているのは辛い。僕が少しの時間外すとその間に奴は現れて戻ってきた僕は仲間のカメラに鮮明に写っている姿を見てはもう少し我慢をすれば良かったと何回思ったか。昨日はコイツだと思い喜んで撮ったら今季初認のアカハラだったが今日やっといつものムクの高い枝に現れたところを撮り報われた。
それはマミチャジナイ　眉茶　即の下に鳥と書く夏鳥。
やはりじっと待つことが肝心、辛いことは耐えて我慢、黙々とやり遂げればこの日がある・・・五輪で入賞した選手やプロ野球、相撲で努力し成果を上げた選手のコメントを綴ったがまさに生き物を見る、採る、撮るのも同じ。
家人と娘曰く頼みもしないのに物好きの馬鹿が暑い日向に立ってカに刺されて好きな事をしただけじゃない、おまけに腰が痛くなって努力なんておこがましいよ、よく言えたものだ、風呂場を洗ってくれたほうが未だマシだそうです。

秋の蚊は鳥待つ我を餌食とす　　　枯沼

鳴くマミチャジナイ