自分の都合の良い時に昆虫に花粉の媒介を頼むのは並大抵の努力では昆虫が来てくれないそうだ。夏、或いは温度、湿度、太陽光が申し分ない季節に受粉させるためには花の方に「チョイト、兄さん寄っといで」を確実のさせる並々ならぬ努力が必要。しかし厳冬期に開花させれば派手な色とか形、匂いがある程度しか必要でない。そこに目を付けたのがヤツデだと言われている。花の形、見場が受けなくても地道に必要事項を用意し、目的を遂げればよい。ヤツデを見ていると晴れて気温が10℃を越えて快晴であれば問題なく蜜集めに動く昆虫がかなりいて目的を達している。花の形も昆虫が花粉を身体に着けていきやすい形だ、ヤツデを見ていると花の美しさ何て関係なし、越冬の準備が出来ればよいのですと飛んでいる。自然界にこの条件に徹した植物はどれくらいいるのだろうか、調べた事なし、何処を見入ればよいのかご存じの方お教えください。
①年老いて孤高も保てぬ冬初め 骨々
②路地残るヨメナ一株北の風 骨々
③久方に熱いラーメン冬初め 骨々
④夕晴れや冬の日沈む惜しまれて 骨々
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