神田上水の遊歩道を遡ると僅かばかりクチナシが植えられている、施肥もされず伸びた分は刈り取られ栄養失調に近い株が並んでいる。よく見るともう蕾がいつでも開花出来るぞと云わんばかり。葉を食害する害虫がいないか丹念に探したがテントウムシの仲間のらしい幼虫がいた。クチナシにはオオスカシバガ が葉を餌としているので、もっと見られるかと思ったが時未だ至らずか。このガは昼間活動する透明な羽根を持つ単発の戦闘機みたいな行動をする。成虫はアベリアの花で見かけることがあり、写真を撮ろうと待ったが来なかった。クチナシは漢方では有用な植物、お節のキントンを黄色く染める色素も獲れる。
くちなしや花清楚にし堅固な実 枯沼
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